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マエストロと破滅の迷宮(その5:フェロモン・最高幹部・遅い自覚)

DOOMへの再侵攻準備中のサンタンジェロ砦に、1人の少女が訪れた。

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『私に何か用かね?おじょうちゃん』

「おにいちゃんに、おじさんのところへ行けって、われたの。」

少女の名前はキヌ。ロウ騎士の末の妹だという。

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「この殺人者め!!死ねぇぇぇぇ!!」

居合わせた兵士が突然、キヌに切りかかる。

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『このたわけが!!私の客になんという狼藉か!!お前達、こやつを投獄せよ。』

切りかかった兵士を抑え、警備兵達に投獄を命じたマエストロだったが、
そのとき初めて、殺気だっているのがその兵士だけでないことに気がついた。

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『これはいかん。キヌ殿、こちらへおいでなさい』

少女をサンタンジェロ砦から連れ出し、サンテルモ号へと非難させたマエストロ。

maestropd_m.jpg
『ここなら安全だろう。しかし、そなた一体・・・?』

彼女は何故か、兵士たちの憎悪を買い、覚えの無い罪をならされ、襲われるのだという。
そういえば名前が赤い。しかし、彼女は殺人の罪など一度も、犯した覚えはないらしい。

「ただ・・・時々夢をみるわ。夢の中で、気がつくとお兄ちゃんやお姉ちゃん達が血だらけで倒れているの・・・」

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『そうか・・・それは、つらい思いをしただろうね。・・・しかし、それは特別な才能でもあるんだよ』

「才能?特別な?」

『そう。たくさんの兵隊さんたちを率いる、特別な騎士になるための才能だ。』
『私にも、お兄さんにも出来ない。特別な仕事ができる特別な才能なんだよ。』
『・・・私といっしょに、悪者を退治するお仕事をしないかい?』
『大丈夫、そなたのことは、私と騎士たちがしっかり守る。力を貸してくれないか?』

微笑してたずねる老人の求めに、少女は応じた。
彼女は騎士として、第2次DOOM侵攻に随行したのだった。彼女の役目は兵士たちをひきつけ離散させないことだった。

そう、それはしばらく前まで生贄となるモンスターの役目だったものだ。

「・・・大丈夫、おじさまが守ってくれる。お兄ちゃんも守ってくれる・・・」


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地底湖を渡る一行。

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1次集結ポイントにて、キヌの周辺には解雇されたレンジャー達が配置され、
彼女を守る盾となった。(解雇されたレンジャーは矢を捨ててしまうので無害)

・・・のだが、

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「死ねやこらぁぁぁ!!」

「きゃあああああ」

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「ケッ、この殺人者めが!・・・ペッ・・・」

キヌ、DOOMに散る・・・。

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『おいおい、レンジャー君たち・・・ちゃんと彼女を守ってくれないと・・・・』

キヌを兵士たちから守る為に、解雇したレンジャーで2重の壁を築いたマエストロだったが、
時間の経過とともに、レンジャーたちが逃亡し、囲いに穴があいてしまったのだった・・・。

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倒れ臥すキヌ。崩れる「三面六臂の陣」。散開する兵士たち。
再度陣形を構築すべく走り回る騎士たち。

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『すまん、キヌ殿。しかし、今度こそ大丈夫だ。今度は騎士たちが直接君を警護するからね。』

「はい、大丈夫です。このくらい。」

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初めての試みというのは、総じて上手くいかないものだが、この時もそうだった。

進む時計。疲労する騎士たち。一瞬の操作ミス。なだれ込む兵士達。

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「死ねやこらぁぁぁ!!(2)」

「きゃあああああ(2)」

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「ケッ、この殺人者めが!・・・ペッ・・・(2)」

キヌ、DOOMに散る・・・(2)。

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『おいおい、君たち~。動いちゃだめだよ~。』

倒れ臥すキヌ(2)。崩れる「三面六臂の陣」(2)。散開する兵士たち(2)。
再度陣形を構築すべく走り回る騎士たち(2)。

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『すまん、キヌ殿。しかし、今度こそは絶対に大丈夫だ。今度は◎★△◆▽☆だからね。』

「はい、大丈夫です。このくらい。(おじさま、お話がよく聞き取れないわ)」

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ようやく、防壁前での集結が終り。マエストロ、センベイ卿がテレポータから内部へ。
兵士達は「黒鍬組の坑道」から内部へと移動を開始したのだったが、既にかなりの時間を輸送に費やしていた。
そして・・・

進む時計(2)。疲労する騎士たち(2)。一瞬の操作ミス(2)。なだれ込む兵士達(2)。

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「死ねやこらぁぁぁ!!(3)」

「きゃあああああ(3)」

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「ケッ、この殺人者めが!・・・ペッ・・・(3)」

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キヌ、DOOMに散る・・・(3)。

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『おいおい、君たち。動いちゃだめだよ~。(2)』

倒れ臥すキヌ(3)。崩れる「三面六臂の陣」(3)。散開する兵士たち(3)。

再度陣形を構築すべく走り回る騎士たち(3)・・・とは、いかなかった・・・既に敵陣内である。
散開した兵士達の一部が、敵の索敵範囲に入ってしまった。

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(・・・すまん、キヌ殿・・・・・・壁越しで見えないけど、怒ってるだろうなぁ。)
(・・・正直、壁越しで良かった・・・さすがに誤魔化しきれ・・・もとい、掛ける言葉が思いつかん。)

※『おいおい、君たち・・・』とか言ってますが、何よりマエストロの準備不足が原因。
騎士のみなさん、ほんとうに申し訳なかったです。


<最後の幹部:アビスマルホラー>

慌てて前線へかけつけたマエストロ。荒い息で口上を述べんとするが、やはり息が続かないようだった。

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『さ、さぁ、お前で最後だ!・・・ゼェ・・・ゼェ・・・』

「オイ、オマエラ ナンカ ツカレテナイカ? コレ キョウ 1パツメ ナンジャ ナイノカ?」

『ゼェ・・・うるさい!・・・お前に気遣われる覚えは・・・ゼェ・・・』

崩れた陣形から突出した一部分の兵士だけで、なし崩しに戦闘に突入してしまった。
戦力を分散させられ苦戦したシャドウナイト戦が記憶に新しい。騎士団は各個撃破の危機にあった。
騎士団あやうし!!

「ククク・・・、ミズカラ ヘイヲ チラストハ オロカナ。サァ ゾンブンニ リョウリシテヤ・・・」

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この程度の兵数なら、たやすく片付けられると踏んで余裕を見せるアビスマルホラーだったが・・・

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『騎士のみなさんは、拡散した兵士の再集結をお願いしまーす』

殆どの騎士が、キヌの蘇生と安全確保の為に扉付近を動きまわるなか、
ポツンと離れた場所で兵士たちと戦うアビスマルホラーさん(悪魔騎士団最高幹部)

マエストロでさえ、チラチラとしか戦場を見ていない・・・。

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「オイ・・・オマエラ・・・コッチ・・・メイン」
(バキン、バキン(兵士のブロードソードの当たる音))

蘇生にあたっていたキカ騎士が声をあげる。
「兵士に殴られて気絶したキヌさんの蘇生が、なぜかできません。」

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「オマエラ・・・オイ・・・」
(うわぁぁぁ(倒された兵士の声))

「キシダン・・・オイ・・・」
(イテテ・・・アミサコー・・・)
(バキン(ブロソ)チュイーン(ウォーフォーク))

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『なんとキカ殿。それはいけませんな。ともかく今は、キヌ殿の蘇生と、蘇生後の安全確保を最優先で』

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「オイ!オイ!オオイ!ラヴァレッテ!オオオーイ!」
(ヤバイカモ? ボーンメイジクン カモン ヘルプヘルプ)
(ブーン(ウォーアックス)バキン、キーン(刀))

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『うるさいなお前、私今忙しいの、見たら分かるやろ!?』
『なんやの?不調和、もうもろてるんやろ!?そんならしばらく私ら用ないし、黙って兵士と戦っとけって!』

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「オ、オオ・・・ソウカ・・・ソウスル・・・ゴメ・・・デモ、ハヤメニ モドッテキテヨ?・・・」
(アー ボーンメイジクン ナンデ ソッチイクノ? ボクノ マワリノト タタカッテヨー)

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『ああ!?分かった分かった。なるべく急ぐから、もう声かけんなや。』

「キヌさん、少し兵士達から離れて安全確保しましょう。」

依然、安全確保に多忙な騎士たち。
殆どの騎士のモニタに映ることもなく、兵士たちに殴られ続けるアビスマルホラーさん(悪魔騎士団最高幹部)

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「・・・イタタ・・・」
(バキン、バキン、チュイーン、キーン、ガシン、バン、うわぁぁぁ、バキン)

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「・・・イタ・・・ヤメ・・・イタイ・・・イタタタタ・・・」
(ボーンメイジクン カモンカモン コンドコソ タノムヨ ホント)

(ガシン、バキン、バキン、バキン)

なんとなく始まってしまった戦闘で、なんとなく倒されてしまいそうなアビスマルホラーさん(悪魔騎士団最高幹部)

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「ボ・・・ボク・・・・・・ブツリ・・・ジャクテンヤッタ・・・モウアカン・・・」
(ボ ボーンメイジクン マタ?・・・ジンボウ ナカッタンヤナァ ボク><)


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(・・・ガク・・・)
アビスマルホラーさんは、物理属性攻撃に弱かった・・・・。アビスマルホラー討伐。


その後、心身・兵力ともに消耗した騎士団は、
なんとなくしまらない感じで現れたダークファーザーと、

doom5_16.jpg
雑魚沸きまくりの大混乱の混戦を演じ、

4割ほどダークファーザーの体力を削った所で部隊は崩壊。
無念の撤退となったのだった・・・。


サンタンジェロへ戻ったマエストロ。解散後の執務室にて。さすがに少し元気がない。

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『ああ、今日はホントに疲れた。何より騎士たちを無駄に消耗させてしまったことにが・・・』
『あれだな。これだけ動員兵力とか大きくなると、あんまりいい加減だとダメだね・・・。』
『戦略も戦術も、もうちょっと、ちゃんと考えなくっちゃ・・・』

ここへきて、ついにマエストロも「ちゃんと段取り考えなきゃ」という、
司令官としては、あまりに基礎過ぎる基礎へと、ようやく思い至ったのであった・・・。

そして後日、未曾有の大動員作戦が発令されるのである。

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No title

なんだか
アビスマルホラーさんがちょっと気の毒に思えました^^;

No title

はう~  そんなこと おこってたの~  おじいさまの兵隊たちすごいのね~ あの幹部まで! あたしなんて 兵隊さんに叩かれて 即気絶 とうぜんよね^^;

No title

>みかる殿

ええ、気の毒な方です。アビスマルホラーさん。
最高幹部なのに固有名ももらえないし・・・

>キヌ殿

お疲れ様でした。いやぁ面目ない・・・。
その後我々も慣れて、ぐっと生還率もあがりましたなw
プロフィール

グラン・マエストロ

Author:グラン・マエストロ
UO(ウルティマ・オンライン)で、騎士団長ロールプレイで遊んでいます。キャラ名はla Vallette。NPC傭兵をこよなく愛し、愛するが故に酷使し・死なせ・搾取する。PCに対しては普通の人(多分)。

直接ダメージ源をNPC兵士に限定して、PCはそのサポートのみを行う。ざっくりそんな縛りで、いったいどこまで戦えるのかに挑戦しています。

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