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マエストロと破滅の迷宮(その3:対岸へ~黒鍬組登場)

強欲鬼を一蹴し、黄金の頭蓋骨を入手した騎士団。
いよいよ、地底湖を越えてダークファーザーの待ち構える対岸へ。

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渡し舟から降り、内部を探索するマエストロと騎士たち(強欲鬼戦の6名にDD卿を加えた7名)だったが、
ダークファーザーの姿は見当たらない。

その時、どこからともなく低く太い声が響いた。


よく来たなラ・ヴァレッテよ。
素っ裸でトリンシックの街をさ迷っていた男が、騎士・兵士を率いてここまでやってくるとはな。
しかし、お前達程度にわざわざこの私自身が出向く事もあるま・・・


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『はい、お前それフラグー』

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「あ、フラグっすね。」

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「うんうん、フラグだね~。・・・つぎは『我が僕たちを倒せたら・・・』みたいなこと言うよね。」

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『やっぱ『四天王』かな!いいね、いいね、ボスっぽいね!でもって、結局倒されるフラグ。』

・・・・・・
・・・・・・続けていいか?

我が悪魔騎士団、5人の幹部達を倒す事ができたなら、私が相手を・・・


fighter_f_axe.jpg
「なんだ、『5』かよ。『四天王』じゃないじゃん」

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「マエストロ、分かってないッスよ。コイツ」

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『あれかな、自分含めて『6』にしたかったのかな。ヤツら悪魔には6って良い数だからね』

・・・・・・
・・・・・・続けるぞ?

東の最初の部屋から西の5つ目の部屋まで、それぞれが我が重臣達の部屋だ。
ヤツらを全て倒せたら私が相手をしてやろう。まぁ、貴様とそこの低賃金どもには到底無理な話だろうがな。
フフフ・・・フハハハハハハハハハハハハハ・・・・
(一日7gpて・・・プププ・・・・そんな雑魚引き連れて騎士団て・・・ウプププ・・・)


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「マエストロ、許せねぇッス。俺らはともかく騎士団を・・・!!」

maestropd_m_hera.jpg
『うむ。お前らは確かに7gpで雑魚だけど、それによって騎士団の名誉が損なわれる訳ではないからな。』

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「・・・・・・」

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『さて、ダークファーザーめの「口上」も終わった所で、フラグ回収に出向くとするか。進めものども!」

兵士達の一時滞在場所として使わせてもらっていた「あの店」へと戻る。マエストロをみつけて駆け寄ってくる店員。

「ちょっとちょっとお客さーん!困りますよ。こんなに団体で来てもらっちゃ・・・一応「秘密」の店なんスから・・・」

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「しかも、こんな『あきらかに秘薬いらない連中』ばっかり、引き連れて来てくれちゃって・・・」

店員の軽い呪詛を背後に聞きながら、第1の部屋へと向った一向。

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赤い鉄扉が、この部屋にこれから戦うべき第一の幹部がいることを示しているが、扉は厳重に閉ざされびくともしない。

fighter_m_tenten.jpg
「どうやら、そこのテレポータから中に入るようですが・・・。」

「一方通行のようです。」

そう付け加えたのはDD卿だ。

「しかも、中に入る騎士の人数に応じて、向こうも複数体が出現すると言われています。」
「騎士が7名ですから、最大でも14名の兵士しか、中に入れられないことになります。」

fighter_f_axe.jpg
「悪魔騎士団の幹部達を相手に14名の兵士では・・・死にに行くようなものでは・・・」

立ちはだかる壁を前に意気沈む騎士と兵士たち。

maestropd_m_hera.jpg
『ふっふっふっ・・・ふあーっはっはっはっは!!!』

『ダークファザーめも、騎士の皆さんも、私の経歴を良くご存知無いようだ。』
『このジャン・ド・ラ・ヴァレッテ、数十万の敵兵をむかえての篭城戦を二度経験し、』
『二度目は自らの指揮のもと、数ヶ月の攻防の末、圧倒的多数の敵軍を撤退せしめた男ですぞ。』

『いわば、築城・篭城・城攻めについてはプロ中のプロであります。』
『その私から言わせれば、互いに連携もない、孤立した砦に篭って壁に頼って戦うなど、』
『はなから負けを認めて、どうぞ攻め落としてくださいと言っているようなもの。勝利は決まったも同然ですな。』

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「しかし、壁も扉も傷ひとつつけられそうにありませんが・・・。」

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『ノンノンノン(マエストロはフランス人)、下ですよ下。坑道掘削は城攻めの基礎ですぞ。』
『黒鍬組!前へ!!』

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「ははっ!!」

「マエストロ、彼らは?」

騎士たちが、見慣れぬ兵士達をみて尋ねる。

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『こやつらは、このような事態に備えて私自ら鍛えに鍛えた工兵部隊「黒鍬組」です』
『こやつらの手にかかれば、このような城壁など、たやすく坑道を建設してみせることでしょう』

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「マエストロ、ご命令を!!」

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『うむ。頼もしいぞお前達!掘削ぅ~~~開始っ!!!』

間もなく、黒鍬組組頭が作業の完成を告げた。

maestropd_m.jpg
『ご苦労。本来ならここで城壁下に爆薬を仕掛けてドカンといっぱつ吹き飛ばすところだが、』
『それだけの威力のある火薬はこちらの世界にはないようだな。』
『侵入開始!!センベイ卿、DD卿、ロウ殿は私とともにテレポータから、兵士は坑道から進入せよ!』
『ベア殿、パイドラ殿、ナルシア殿、お三方はこちらに残って、兵どもの坑道進入を指揮して下され。』

「了解」

黒鍬組の坑道から、やすやすと侵入を果たした討伐部隊が攻撃準備を整え始める。

doom3_3.jpg

※黒鍬組は、兵士に城壁を突破させるテクニックを擬人化したもので、そのようなNPC工兵は実在しません。
※詳細を知りたい人もそういないでしょうから、省きます。敢えて知りたい人はぜひ参戦を^^
※ただし、画像のようにツルハシを手に戦場へやってくる兵士は実際います。

-------------------------------------------------------------------

第1の患部、ダークナイトクリーパーは、6本の脚と4本の腕をもち、全身が粘液にまみれた、
ナメクジのような外見をもつアンデッドモンスターであった。

doom3_0.jpg

彼らの「どうみても粘液でふさがっていそうな鼻」は以外にも鋭敏で、
侵入者の存在を敏感に嗅ぎつけていた。しかし、防壁に守られた生活への「慣れ」が災いした。

「ハイッテコラレル カズ ナド シレタモノ」

はじめ数人であった侵入者の数がどんどん膨れ上がっている事に気がつきながら対応が遅れたのだった。
彼らのうちのひとりが、重い腰をあげ、防壁付近まで様子を見に行ったときには、
時既に遅し、100人を越える兵士が進入を終えようとしているところだった。

「コ コレハイッタイ キサマラ ドウヤッテ ナカヘ!?」

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叫びながら突撃するダークナイトクリーパー。まだ陣形を整えるに至っていなかった騎士団は一時大きく乱れた。
不意をつかれてバタバタと倒れる兵士たち、士気を挫かれ、逃げ惑う者も出始めた。

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『この馬鹿ものどもが!!貴様らに退路なぞないのだ!!押せ押せ!ひた押しに押すのだ!』

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マエストロに一喝され、声をそろえて全身する兵士たち。

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「えいとうとう、えいとうとう」

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「ナ・・・ナンダ、コイツラ、コノカズハイッタイ・・・ナニガドウナッテイル?」

あわてて、アニメイトデッドを連発するが、そんなものでは全く追いつかない。
猛烈な勢いで削られて、

doom3_8.jpg

一匹目が倒された。

実は、ダークナイトクリーパーは、5人の幹部達の中で、もっともマエストロが警戒していたもののひとつであった。
ダークナイトクリーパーとアビスマルホラー、そしてダークファーザーについて、死霊術を操るという情報を得ていた為だ。

特に2つの範囲魔法を警戒していたが、それらが威力を発揮する機会のないまま、吹き荒れる剣風にねじ伏せられたようだった。

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『扉が開かないということは、まだ敵が残っているということか。油断するな。次に備えよ!!』

防壁の外で待機していた騎士が、すかさずモンバットをリビールし、兵士達の再集結を促す。

doom3_9.jpg

(なぜか、兵士になぐられているロウ騎士)

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仲間が戻らないのをいぶかしんで、2匹目が防壁付近に姿を現した。


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『それっ!かかれ!!』

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今度は、十分に体勢を整えていた兵士たちに一斉に切りかかられ、またたくまに窮地に陥った敵は、逃亡を図った。

「イカン・・・ナカマタチニ シラセナケレバ・・・・」

テレポートで戦場からの離脱を図ったダークナイトクリーパーだったが、兵士達はすばやく反応した。

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「いまさら逃げ出しても遅いわ!!」

「カ・・・カイフク カイフク ガハッ」

霊話で体力の回復を図ろうとする敵の背後へと、殺到する兵士達。

doom3_14.jpg

背後から同時に多数の剣で切りつけられ、2匹目もまた息絶えた。

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「そこにもう一匹いるぞ!!」

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「まとめてやっちまえ!!」

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勢いづいた兵士達は、マエストロの指示を待つまでもなく、3匹目へと躍りかかって行く。

「オノレ ラヴァレッテ コウナレバ セメテ キサマダケデモ・・・」

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『それもフラグだ。この愚か者が!!』

マエストロに向かって魔法を放つ為に、兵士達に向けた無防備な背中から、見る間に肉がそぎ落とされてゆく。

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「グオオオオオオオオオ オノレ オノレエエエエエ」

ドシャリと音を立てて3匹目が崩れ落ち、全てのダークナイトクリーパーが倒された。

同時に、防壁の方から鍵の開く音・・・・と、鋭く短い・・・モンバットの悲鳴・・・

「兵士がモンバットをぉぉぉぉ」

叫びを上げたのはパイドラ騎士だった。

maestropd_m.jpg
『・・・倒した後のこと、考えてなかった・・・・・・』


<つづく>
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No title

モンちっちさんかわいそうですー>w<

No title

すごく壮大になってきたw

Re: No title

> ナイトフォーク殿

あ、いや、モンちゃん達は、厳しい自然の中から、我が団経営のモンバット牧場(実在)へ向かえ入れられ、
名誉ある出陣の日まで、大切に育てられておりまして・・・えーっと・・・。

・・・もうすぐモンちゃんを犠牲にしない話も出てくるので許して下さい;;

> グリコ殿

たしかに壮大すぎてもてあますかも;;
しかしまぁ、この物語もまもなく第50話に届こうかというところまで参りまして、
そろそろ「第1部」完というのも見えて参りました。ちょっとは壮大に盛り上げておかないとですよ^^
プロフィール

グラン・マエストロ

Author:グラン・マエストロ
UO(ウルティマ・オンライン)で、騎士団長ロールプレイで遊んでいます。キャラ名はla Vallette。NPC傭兵をこよなく愛し、愛するが故に酷使し・死なせ・搾取する。PCに対しては普通の人(多分)。

直接ダメージ源をNPC兵士に限定して、PCはそのサポートのみを行う。ざっくりそんな縛りで、いったいどこまで戦えるのかに挑戦しています。

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