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騎士団vs古代竜

卑怯の名を持つダンジョン、デスタード。

入口から地下3階へと向かう道すがら、マエストロは繰り返した。

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『遠い。そして多い。』

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一般シャードならば、マーク&ゲートで、直接目的地だが、無限ではそうは行かない。

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『これは、下手をすると輸送段階で死に、いや、気絶させられかねんな。』

古代竜討伐を、高らかに宣言してはみたものの、早速ちょっと嫌になってきたマエストロ。

しかし、地下3階にたどり着いた直後、そんな気持ちは消えていた。

(これは良いぞ。)

awyrm2.jpg
作戦実施に絶好のポイントが、いきなり見つかったのだった。
鍾乳石の壁と火口が移動を妨げる良好な集結ポイント、しかも視線は通るので、
ワイバーンを倒して陣形を開放するトリガー部隊への命令も非常にしやすい。

動員を開始。

(とは言え、こりゃ10回が限度だな。)

精神的な問題に加えて、時間の問題(中の人のリアル事情)もあった。

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きっかり10往復。20名の精鋭が拠点に集結した。もちろん「三面六臂の陣」をしいた超密集隊形である。

「マエストロ、お疲れ様っす!」

maestropd_m.jpg
『ふう、ふう、疲れた。・・・なんか、活動の趣旨が違って来た気がするぞ。』
『なんでお前らだけ「現地集合」なんだ。・・・ふう。』
『・・・しかも、現地で小遣いまで配らねばならんとは・・・ほれ最後の二人、受け取れ。』

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「マエストロ、あざーっす!」
「よーっし!元気っモリモリっ!〇る〇る~、ドッカーン!」

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『なんだ、その朝の子供番組みたいな元気は。しかも古いぞ。』
『ええい。状況開始!全員密集隊形のまま待機!』

古代竜の誘導に向かうマエストロ。見送る兵士達の眼に、意外にも、気遣いの色。

fighter_m_tenten.jpg
「マエストロ、なんか元気なくないか?」
「さすがにお疲れなのかな。それにしても・・・」

兵士に疲労を悟られるようでは指揮官失格だが、もはやはっきりと不調を感じざるを得ない状態だった。
眼前の状況に精神を集中することができない。

awyrm8.jpg
無駄なダメージを受けつつも、どうにか古代竜を誘導。キツイながらもかなり良い位置取りだ。

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『解き放て!!』

トリガー部隊がワイバーンを背後から襲い、戦勝祈願の生贄とした。戦闘開始。

「ぐあああああっ」

awyrm12.jpg
古代竜の噴く猛炎を浴びて、最初の犠牲者が、一歩も踏み出す事のできぬまま、崩れ落ちる。
続いて2人目が巨大な爪と牙で引き裂かれたが、兵達もこのときには包囲を完成していた。

敢闘する兵達と対照的に精彩を欠くマエストロ。
本来なら、標的を誘導後、壁の向こうへテレポートし直接攻撃を回避した上で指揮を執るはずが、
何故かその場で棒立ちになっていたのだ。この好機を敵は見逃さなかった。

fighter_m.jpg
「マエストロ!」

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『・・・はっ、しまった!』

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至近距離からの打撃と魔法の連打を浴び、身体と意識をもろともに吹き飛ばされたマエストロ。

(はやく立ち上がらねば。指揮を・・・指揮を執らねば・・・)

ようやく意識を回復したマエストロが、眼にしたものは・・・

予想に反して、壁際に追い込まれ絶命寸前の竜の姿だった。
awyrm14.jpg

fighter_m.jpg
「このボケが!マエストロに何さらすんじゃ!!」
「2度と近づかせるな!!押せ!押せ!!」

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寄せ続ける攻勢の波に圧され、押しつぶされるようにして古代竜は斃れた。
竜が道づれと出来た兵の数は、わずかに5名であった。


fighter_m_herahera.jpg
「まぁ、マエストロに気を取られてたってのもあるんでしょうけどね」
「陽動にしては無茶がすぎますよ。もっとお命を大切になさって下さいよ。」

maestropd_m.jpg
『・・・ふん。司令官の仕事は戦闘開始前に殆ど終わっておるのだ。お前達だけでも勝てて当然よ。』

古代竜の強烈な往復ビンタ(?)で、さすがに目の覚めたマエストロ。
ワイバーンを次々に誘導して兵士の拡散を出来るだけ抑えつつ、2匹目の出現に備える。

awyrm16.jpg
そして今度は、マエストロ自身も傷を負うことなく討伐に成功。

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20名を動員して、2体の古代竜を討伐。最終的に6名の兵士が生き残った。

maestropd_m.jpg
『よし!お前達。ジャンケンしろ。』

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「ボーナスの優先権勝負ですか?」

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『いや、「リログ召還」優先権争奪戦だ。』

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「は・・・?ええ!?」

『当選枠は2名。残りは現地解散の上、徒歩で帰還せよ!!』

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「えええー!?ムリムリ、無理っすよー」

『やかましい!文句があるなら全員置いていくぞ!』

・・・ダンジョンの最深部に、兵達の声がこだまする。

「さーいしょーはグー!じゃーんけーんポーン!」


(帰還後の城内にて)

maestropd_m.jpg
『しかし、身体が重い。なんというか、精気が漏れているような・・・ぬうう』

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「・・・マエストロ」

『おお、カルメンか。』

「前回の30人でも足りなかったのに・・・不満です。」

「うう、足りない足りない足りない足りない足りナイタリナイタりなイィナィィィイイ」

maestro_herald_f_s.jpg
「・・・モット、モットコロセ、モットスワセロ」

maestropd_m.jpg
(・・・!・・・こやつまさか?)

<続く>
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プロフィール

グラン・マエストロ

Author:グラン・マエストロ
UO(ウルティマ・オンライン)で、騎士団長ロールプレイで遊んでいます。キャラ名はla Vallette。NPC傭兵をこよなく愛し、愛するが故に酷使し・死なせ・搾取する。PCに対しては普通の人(多分)。

直接ダメージ源をNPC兵士に限定して、PCはそのサポートのみを行う。ざっくりそんな縛りで、いったいどこまで戦えるのかに挑戦しています。

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