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大規模動員作戦発令中

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『騎士諸君。無限祭お疲れ様でした。』

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「マエストロはプレイ時間の都合上、ほんの一部しか参加できませんでしたが、それでもとてもお楽しみのご様子でしたわ。」
「企画や準備・運営をして下さった皆様に、マエストロと兵士一同に代わってお礼を申し上げます。ありがとうございました。」

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『さて、祭りも終わり、我々にはまた戦いの日々が戻ってまいりました。』
『下記の日程にて、大規模動員作戦を実施します。騎士諸君の参戦を大いに期待するものであります。』

日時:12月2日(金)25時(3日(土)午前1時)~
集合場所:騎士団城(聖アンジェロ砦)

※サンタンジェロ砦へいらしたことのない方は送迎します。Kishidanチャットにてお申し出下さい。

目的地および標的:当日サンタンジェロにて発表。
(チャット上での問いあわせ等はご遠慮下さい。問い合わせがあっても回答しないで下さい。)

※参戦頂ける方は、コメントかうおみんか、あるいはゲーム内で直接でも、一言事前にいただけると嬉しいです。
 (当日起きれたら!ってのでも全く問題ありませんので^^)

※マエストロのリアル事情等により急遽延期となる場合等もございます。予めご了承下さい。
※作戦途中での帰還等、ご自身の都合で行っていただいて結構です。途中参加も状況にもよりますが基本大歓迎。
※所有スキルは不問(消費スロットの多い騎乗生物にのっての参加はできればご遠慮下さい)
※兵士は各自自前で率いていただきます。作戦内容によりますが、数百gp程度お持ち下さい。

※予めall follow me,all attack,all stay,all stopの各"say"マクロをご用意下さい。
(兵士の暴走の元となりますので、「ガード」命令は出来ればお控え下さい。)
※メインターゲットからの戦利品は原則記念品として騎士団に寄贈していただきます。(カバン沸きは任意)
※参加者はお名前・キャラクターが当ブログ上に出る可能性があります。参加=了承でお願い致します。

<プレイ上のルール確認>
PCはモンスターに対して直接ダメージを与えてはいけません。
  ・不調和や沈静・ステダメ・パラライズ等はOK。
  ・ペット・召喚生物・魅了した生物による攻撃はNG。
  ・扇動によってモンスター同士を戦わせるのもNG。
  ・ただし、雑魚掃除などでOKの指示がでた場合は例外とします。

<必須戦術用語の意味確認>
「リログ召喚」:拠点ポイントで一旦ログアウト・再ログインし、PCのいる場所に兵士を呼び出すこと。
「おこづかい配布」:拠点ポイントで自らの率いる兵士にたいし一日分の給料をしはらい、通行障害をなくすこと。
「生贄モンスター」:陣形形成のために所定の場所にセットされたモンスター(連れてきたモンバットであることが多い。)
          トリガー担当者以外は絶対手を出さないで下さい。

※予め分かってると良さそうな事をまとめましたが、当日意味の分からない用語がでたらお気軽にお尋ね下さい。

※この記事の内容は更新・追加される場合があります。参加してくださる方は時々ご確認頂けると幸いです。
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必殺・引き寄せ封じ(続・七面鳥射ち)

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『うーむ。アレがこうで・・・そうするとコレがアレやから・・・』

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「マエストロ」

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『どうした?

やっぱり”吊るした七面鳥”とか欲しいし、もっとターキーやらないといけないなぁ。しかし引き寄せが・・・
引き寄せされる前提だと、前回のアレしかないと思うんだけど、それだともう時間とか肩こりとかが・・・
それよりなにより、レンジャーどもだけがあんな楽してて、私だけ何回も死に掛けながらヒイコラってのがもうね・・・
まてよ、アレをコレしたら引き寄せ封じできるかもしれんぞ、んーでも、その為には協力者必須だなぁ。一人じゃ試せんわコレ。


・・・と、思っているところに、まさしく同じ事を思いついた騎士が城へ尋ねてきた、とでもいうのか?』

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「・・・・・・あ・・・え・・・そ、そうです。」

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「・・・・・・一体何回引っ張るつもりだこれ?まさか定番化させるつもりじゃないだろうな・・・」

兵士に案内され、作戦司令室に入ってきたのは、鳥の騎士だった。

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『おお、鳥殿。よくぞ来られた。ささ、さっそく始めましょうぞ。』

以下の2点は既に判明していた。

・レンジャーにアタックさせて、〇〇〇〇〇〇すれば引き寄せは封じられる。
・ただし、レンジャーとターキーの戦闘も程なく終了してしまうようである。


「そうなると試してみたいのは・・・」

鳥の騎士の言葉を、途中からマエストロが引き継ぐ。

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『〇〇〇〇〇〇〇〇〇が居ればいいんじゃないか・・・ですな。』

眼を見合わせてほくそ笑むマエストロと鳥の騎士。

第2次ターキー捕獲作戦開始。

数分後、船越しに巨大ターキーへ射撃を加えるレンジャー2人。ぱっと見、前回の作戦と代わりがない。
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しかし、マエストロは船の上。そしてなにより、全く引き寄せが発生していない。

時折くる範囲攻撃のダメージだけを余裕をもって治療しながら、のんびりと観戦するマエストロ。

そういえば、一緒に作戦を行っているはずの鳥の騎士がいない。レンジャーもなぜ2人だけなのか。

第2次ターキー捕獲作戦の詳細は以下の通り。

鳥の騎士:レンジャーを雇用。
マエストロ:ターキーを誘導して、不調和&沈静。
鳥の騎士:レンジャーにマエストロをフレンド指定してフォローさせる。
鳥の騎士:レンジャーにターキーを攻撃させ、直後に「サーバ境界外へゲートアウト」。
マエストロ:その場に留まり、範囲攻撃でダメージを受けたら回復しながら待機。


※誰かPCが現場に残っていないと戦闘が途中で止まってしまうが、必ずしも戦闘の当事者である必要はない。

これで、狙い通り、両者とも引き寄せられる事なく安全にターキーにダメージを与え続ける事が可能に。

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『これぞ「引き寄せ封じ」よ。これで「七面鳥打ち」も地球でのものと同じ意味になるというものだ。』

数百本にはなるであろう矢を、せっせと射こみ続けるレンジャーをわきに、
のんびりとKishidanチャットで会話する騎士達。やはり、こうでなくてはいけない。
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『ところで、パーティーを組むのも忘れて始めてしまったが、これはカバン沸きのアイテムは無理かな。』

「かもしれませんなぁ」

とりあえず「吊るした七面鳥」は棺おけ沸きのようだし、これだけ楽ならそれは仕方ないかと割り切ることに。

途中、スピードアップのために、鳥の騎士ファミリーからもう一人騎士をだしてもらい、
同じくマエストロだけのこしてゲートアウト。
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つい様子をみに来てしまった鳥の騎士が気絶する一幕もあったが、それ以外は順調に削って・・・。
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見事に捕獲成功!!

『おおっ、カバンに「豊作の角」が沸いたぞ。棺おけには「吊るした七面鳥」も。』
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※マエストロは不調和と沈静以外、自分の回復しかしていないので、
おそらくは「フレンド」指定するでNPCが倒した生物に関するルート権が発生するのではないかと推定。
(ちなみに棺おけ内の矢はレンジャーが射たものの一部だが、200本を超えている。いったいトータル何本射たのだろうか・・・)

戦利品を抱えて城内に凱旋。感謝祭を堪能するマエストロ。
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翌日。

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『さて・・・と、諸君、休日は終わりだ。我らの神聖な義務へと戻るとするか。まずは装備の整備点検、始めっ!!』

新たな戦場での戦いへ向けて、それはそれで慌しく騒がしくなるサンタンジェロであった。

七面鳥射ち

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「マエストロ、大変です!」

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『どうした。「城の目の前に巨大な七面鳥が出現」でもしたのか?』

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「・・・・・・あ・・・え・・・そ、そうです。」

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「マエストロ、そういうのは知ってても知らない体でと前回も・・・・・・」

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マジで!!どこ?どこ?七面鳥どこ?

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「・・・こっちは驚くんや・・・」

結局前回もトータルで長すぎたと、マエストロ(の中の人が)思ったか思わなかったか。
早速現場へ向かう・・・もなにも、現場はまさにサンタンジェロの目の前だった。
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『やっとだ・・・やっと。キリスト者らしい事ができる・・・』

不覚にも目を潤ませるマエストロ。地球ではマルタ騎士団こと聖ヨハネ騎士団総長であったのだから、
敬虔なるキリスト教徒である。十字架の一つも存在しないこの世界で、アンクネックレスの収集が唯一の慰めであった。
そこへ、今回の七面鳥の出現である。
(ちなみに中の人は特に信仰をもっていません。色々適当なのですが、他意はありませんので、なにとぞお許しを。)

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「・・・ということで、何とかこれを仕留めたいと、マエストロ躍起になったわけでございます。」

しかし、何しろ相手はシステム上「野生動物」である。巨大で恐るべき力をもっていたとしても「悪」ではなく、
したがって、解雇された兵士達はこれに進んで向かっていくことはしないのである。

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『・・・!たしかヤツには範囲攻撃があったな。これに兵士を巻き込ませて戦闘に引き込んではどうか。』

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城内に配置したモンバットを解雇した兵士達にタゲらせて固定。
ターキーを誘導後、モンバットを殺して兵士を解放。ターキーの範囲攻撃に巻き込まれた兵士達にターキーを攻撃させる。
これは良い案だと思ったのだが、具合の悪いことに兵士達にはこの攻撃は無効らしく、

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エフェクトはちゃんと出るのだが、攻撃されたとは判定されないようで、掛かっていかない。痛恨の作戦ボツ。

騎士団の決戦戦術たる「三面六臂の陣」を封じられ、近衛のみでの戦闘を余儀なくされたマエストロ。
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「これまでにないくらいの気絶を繰り返しながらの「実地研究」となりました。よーく転げてらしたわ。ウフフ」

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「マエストロ、これは、援軍を求めるべきでは?」

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『馬鹿もの。これはどちらかといえば私事だ。それに貴重な騎士の命を危険にさらすことは、おいそれとは出来んよ。』

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「そして、ついに「運がよければ気絶なしで倒せる。と思う」レベルまでやってまいりました。」

・船上にレンジャーを配置。ターキーに対し不調和・沈静を見舞った上で、攻撃指示。

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まずは引き寄せ対策・・・
標的によっては2マス以内にいれば引き寄せられなかったりというのがあるようだが、こいつは無関係に引き寄せの模様。

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『ならば、引き寄せられる前提で考えねばならん。』

・基本的に沈静状態を維持。沈静中でも引き寄せは発動するが、

1、引き寄せられた時点でまだ沈静が聴いていれば噛みつかれないので、離脱するだけで良い。
2、沈静が切れていれば噛まれるので、即再度沈静して離脱→治療。


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気絶につながるのは、ダメージのあと治療するまえに追い討ちされるパターンで2種類に分かれる。

1、治療前に再度引き寄せられて噛まれる


引き寄せ→ダメージ→離脱→治療前にまた引き寄せ→噛まれて死亡、というパターンを避けるために、

・ダメージを受けたら、即レンジャーに対してストップ命令。治療後に再度アタック開始。

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2、沈静状態でも発動する最大60ダメージほどの範囲攻撃

沈静状態でも発動する点が恐ろしいが、この攻撃は長めの予備動作(羽音(?)が4回鳴る)があるので、
一応発動前に察知することができる。

・羽音に気が付いたらGヒールのプレキャスト。ダメージ後即開放。
・気が付かずにダメージをうけたら、即レンジャーにストップ命令をだして治療。治療後再度アタック。

(範囲攻撃を受けるとタゲがPCに移るのでその点も注意。)

これで一応ほとんど死ななくなる。(はず)

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「マ、マエストロ・・・・」

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『なんだ?』

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「ひっじょーーーーーーーーーーに、地味な戦術ッスね。」

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『それを言うな・・・。しかし、アレだぞ。たまにはこういうことも書かんと・・・』
『「三面六臂」しか戦術がないのかと思われてしまうぞ。より飽きるだろうが。』

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「そッスかねぇ。」

とか何とかいいつつ、地味ーに戦闘を継続。4分の1減らすまでにマエストロが2回気絶したが、
(2回目は意識回復直後に、遥か遠方から引き寄せられて気絶・・・)

それ以降は、操作にも慣れ。瀕死には何度も陥りつつも一応安定して削り。

1時間近く掛かってようやく倒したのだった。
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『・・・どうか・・・どうか・・・』

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「またやってるぜ。」

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「でも、何回もこれやりたくないってのは分かるな。マエストロめっちゃたいへんそうだったもん。」

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「今回、俺らはただ打ってただけで、まるで安全だったもんなぁ」

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『ぬおおおおおお・・・・羽とぼろぼろの地図しか入ってない・・・・』

<騎士団辞書>

「七面鳥射ち」:のんびり矢を射る平民たちの傍らで貴族が七転八倒、あげく見入りの乏しいこと


(実は続く・・・)

血に染まる紅葉

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「マエストロ、大変です!」

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『どうした。ニューマジンシアで紅葉狩りを楽しむ観光客が謎の怪物に襲われでもしたのか?』

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「・・・・・・あ・・・え・・・そ、そうです。」

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「マエストロ、そういうのは知ってても知らない体でお願いしますよぉ」

最近前置きが長すぎると、マエストロ(の中の人が)思ったか思わなかったか。
早速現場へ向かう。

しかし、現場は平和そのもの、美しい紅葉の景色が広がる・・・その秋模様のなか、

凶悪なモンスターの代わりに一行を待っていたのは、一匹のニワトリ。「鳥の騎士」ことロウ騎士であった。
副団長センベイ卿より、かねて「ぜひ参加を要請すべし」と推薦のあった騎士である。


しばらく静穏が続いたのち、木々の間から姿を現すものがあった。
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赤く染まる紅葉のなか、ひときわ赤いそれらは、名前まで赤かった。楓の木の精が正気を失ったもののようだ。

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『見れば元々邪悪なものでもないようだ。ひとまずは落ち着かせてみるとするか』

沈静化・・・無効。

『ぬ・・・そこまで正気を失っておるというのか、ならばやむなし。力を奪って押さえ込む。』

不調和・・・無効。

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『・・・・・・んー。とりあえず私消えとくから、時間稼ぎよろしく・・・』

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「いきなり「死んで来い」と来たか」

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「せめて魔法のサポートだけでも頼みますよ!マエストロ」

切りかかる兵士達に強力な反撃が及ぶ。
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「・・・ぐうっ、マエストロ、早く治療を!!・・・を??」

振り返った兵士が見たものは、
だらしなくゆるんだ表情で精霊を見つめるマエストロの姿だった。
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魅了されて・・・魔法唱えられず・・・。

戦死者2名、気絶1名。

ロウ騎士の船に運び込まれたマエストロ。体勢を立て直しにかかる。
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『鳥殿、かたじけない。まずはレンジャーを用いての反撃を試みたい。援護をお願いする。』

早速、レンジャー部隊を召喚したマエストロ。その指示のもと、強烈な2本の矢が突き立った・・・

・・・のは、何故かロウ騎士の背中だった。白い羽が赤く染まって舞い上がる。

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『・・・むう。楓の精霊おそるべし。我が矢の赴く先まで曲げ得るとは・・・!!』

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「・・・俺ら、言われたとおり打っただけッスけど・・・」
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「・・・完全にタゲミスでッス」

強敵相手に、ただでさえ攻め手を封じられているというのに、ミスを連発するマエストロ。
レンジャー達も殆どなすすべなく倒された。

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(「なすすべなく倒された」で出番終わりッスか・・・SSの一枚もないとは酷い話ッス)

レンジャーでの討伐をあきらめ、近接戦士を集めての攻撃にシフトする。

が、焦りが行動の雑さにつながり、集合中の横槍を許してしまう。
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いそいで兵士達を解き放ち、反撃に転じようとするが、魔法を封じられて、
生贄のモンバットをしとめるのにすら手を焼く有様。

攻撃部隊、全滅。成果なし。

もはや撤退もやむなしかと思われたその時、ロウ騎士の姿に変化が。
・・・・・・颯々たる騎乗の男性姿となったロウ騎士。

「さぁ、マエストロ。共に参りましょうぞ。」

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ロウ騎士の言葉に励まされて立ち上がるマエストロ。協力して次々と兵を集める。瞬く間に布陣が完成した。
(本当は、途中で生贄を乗せた小船が消えて陣形が解け、今一度敗退している・・・今日のマエストロは全くいい所なし。)

居並ぶ兵士達の前へ進み出るマエストロ。祝福と訓示を行う。
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『皆、すまんが、今日は相手が悪い。不調も沈静も入らん上に、魔法も封じられてしまう。私自身は打つ手なしである。』
『こうなればもはや、諸君の腕と勇気のみが頼りである。無辜の市民達を狂った精霊から守って欲しい。』
『今日、この時、市民の安全と騎士団の名誉の全てが、諸君の双肩に掛かっている。どうか・・・どうか・・・』

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「マエストロ・・・・・・」

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「・・・・・・やるぞ!やらいでか!!」

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「おう!!どうせサキュバス戦準備の後遺症で、いまだに何見てもコねぇんだ。とことんいったるぜ!!」

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「私達もいるわよ!!」

ロウ騎士の誘導で、楓の精霊はポイントへ。
トリガー役のマエストロの手には、先ほどの教訓を生かして魔道武器(-15)のダガーが。

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『・・・どうか・・・どうか・・・メイプルリーフ・パイが出ますように!!』(グサッ)

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「えええええええええ??

解き放たれた兵士達、頭上の疑問符はともかくひとまずは眼前の敵に集中する。
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もともと「三面六臂の陣」は雑兵ばかりでも30名もいれば巨竜を軽く屠る威力を発揮するものである。
戦闘開始早々に、楓の精霊が一匹加わったが、まとめて打ち倒すことにそれほどの無理はなかった。
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騎士団の活躍によって観光客達の安全は辛くも守られたのだった。

鳥の騎士ロウは、かの「何者かに負わされた背中の傷」が思いのほか重く、療養の為現地から直接領地へと帰還した。

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『鳥殿。騎士の傷は常に向こう傷であらねばなりませんぞ。ともに更なる精進を重ねましょうぞ。』

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(・・・本気でいってんのかこのオッサン?)

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(本気なんだろうな・・・。うん。きっとそうなんだ。)

マエストロは、揚々として帰城して、作戦指令室にリーフパイを飾ったのだった。

騎士団的パブリッシュ73

正気なプレイヤーの皆様が、シェイムだ、アリーナだ、クリスマスギフトだと盛り上がっておられるなか、
このお方はというと。

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『来たぞ、パブリッシュ73。なんといっても目玉はこれだな!!』

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「やはり、シェイムダンジョンのリニューアルでありますか。腕がなりますなぁ」

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『馬鹿者!そんなとこに早速我々が行ったら、邪魔で仕方ないだろうが!!・・・これだこれ!』

・雇用NPCがランダムに消えてしまうことはなくなります。

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『貴様ら前からちょいちょい逃亡しおったが、最近酷過ぎたぞ。』
『戦場まで連れて行って、さあ、始めるか!・・・ってもう一人いない!?とかしょっちゅうだったぞ。』
『こないだなんてついに、まさに切りあってる最中に逃げたやつがいたぞ。契約をなんだと思っておるか!』
『しかし、これからはそうは行かんぞ。さぁ、さっそく今日もジェロームへ雇用に向かうぞ。』
『ランダムに消えなくなったかわりに「解雇したら即消えます」とかになってたら騎士団解散だからのう。』

こんなニュースに注目しているのは、マエストロ位だろうと、当の本人さえ実はちょっと思っていたのだが、
ジェローム・デュエルピットにゲートアウトしたマエストロが眼にしたものは・・・

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ざっとみて、これまでの2倍はいようかという数の兵士達が職を求めて詰め掛けていた。

『な、なんじゃこれ。お前ら多すぎだぞ。邪魔。邪魔だ!』

当の戦士達も大注目だったようで、ジェローム・ピットは未曾有の賑わいぶり。
それとも、ここ最近の騎士団の大量動員が噂になって戦士達が集まってきたのかもしれない。

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『よーし!!仕事が欲しいヤツ集まれ!!』

『今日の仕事は良いぞ。あり得ないほどの楽さだ。何とサンタンジェロ砦にいって、即解雇。』
『場内や近所をうろついて、飽きたら帰ってよし。これで2日分給料だすぞ!!』

先着4名の枠を掴み取った兵士達。本当に場内をお散歩してお開きとなりました。

・・・・・・のワケもなく。色々実験台にされました。(詳細はまたいずれ)
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『うむ。解雇したら一定時間で消えるとか、そういう心配は内容だな。よしよし。』

『バードマスタリーの改正も、実はすごくないか?』
『「不屈の歌」謳いっぱなしにできて、HP・マナ・スタミナ回復全て+19って・・・。』
『なんか灰色になってしまうバグさえ治ればのう。』

さらなる大量動員へと向かいそうな騎士団と、職を求めて押し寄せる兵士達。
ソーサリアの大地が、騎士団に戦えと言っているかのようだ・・・。

竜の卵制圧作戦

サンタンジェロ砦に、マエストロと3人の騎士が集った。

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『今回はDD卿・ベア騎士に加えて、キカ騎士の参戦を得た。兵達よ、命令には絶対服従だ。』

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「マエストロ・・・その・・・」

『なんだ?』

「今回初参戦のキカ騎士が・・・その・・・」
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「・・・ネコ・・・だと思うんですけど・・・」

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『なんだそんなことか。よく聴け。』
『私は子供の頃、「長靴を履いた猫」のペロが好きでねぇ。』

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「はぁ・・・ペロ・・・でありますか」

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(東映の方なのかよ。マエストロ、フランス人のくせに・・・)

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『うむ。説明は以上だ。』

『では、本日の作戦目標を発表する。』
『本日、我々は「竜の卵」とよばれる古代竜どもの巣穴を攻撃し、』
『金色の古代竜を撃破して、これを制圧せしむる。』
『古代竜パラゴンが出てこざるを得なくなるまで、現れる古代竜どもを倒し続けねばならん。』

「マエストロ」

ベア騎士から質問の声があがる。兵を集結させるポイントについてのものだった。

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『うむ。もっともな質問です。確かに現地は兵の集結を行いにくい構造になっていますからな。』
『それについて、先行した偵察部隊により、ほぼ唯一だが、絶好のポイントが、良い位置にあると報告を受けています。』

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「あのー、マエストロ?」

兵からも質問が出る。

「絶好の集結ポイントが見つかって、それは結構なんですが、あすこは確か・・・」
「古代竜のほかは、ラバリザードとファイア・エレメンタルだったと思うんですが。」
「それだと、待機中にワタシら、鍾乳石ごしに、焼かれちまうんじゃないかって、不安なんですが・・・」

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『うむうむ。それについてはな・・・・・。・・ま・・ね』

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「え?・・・なんです?』

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『・・・・・・黙って死ね!!!

突然の大声に、耳を押さえて転げる兵士。

『まったく・・・雑兵風情が作戦に口出ししおってからに。ちゃんと考えてあるわい。』


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「・・・・・・おい、マエストロ急にきびしくなったと思わないか?」

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「おお、なんでもDD卿に「兵士に甘くするから逃亡兵がいなくならない」って叱られたらしいぜ。」

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「そりゃないぜ・・・・・・ああ、センベイ卿、はやくいらっしゃらないかなぁ。」

兵士達、精鋭だけでなく、雑兵や女性兵士に対しても優しく接するセンベイ卿の不在が、
兵士達を弱気にさせていた。

※PC騎士の性格・発言は、ある程度事実に基いていますが、基本的にフィクションです。

(結局センベイ卿不在のまま、作戦発動、全員「竜の卵」へ移動。)

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『まず、戦場を設定する。』

標的である古代竜以外のザコを、ダンジョン内南東の一室へ集結させる。
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騎士達が誘導するモンスターを、順次沈静化し、足止めしていくマエストロ。
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沈静役が室内に留まっていられると楽勝だが、ひとりでうろうろ往復しながらだと
これはこれで、非常にストレスのかかる作業なのである。

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『やはり仲間がいるというのは素晴らしいな。』

順調に雑魚を隔離完了。続いて、現在沸いている古代竜を誘導して北側の小部屋に隔離。
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続いて、集結ポイントの設営を開始。
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実におあつらえ向きの地形だが、雑魚は全て誘導・隔離してしまった。どうするのか。

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『今回は、陣形形成・開放用のトリガーモンスターを「持参」しています』

そういってマエストロが取り出したのは一匹のモンバットだった。調教されている。
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これをトリガー設置ポイントでリリースし、反対側の陣形形成ポイントで兵士を解雇すれば、
互いにターゲットしあって固定される。「三面六臂の陣」構築準備の完了である。

今回実戦初導入の新戦術「生贄モンスター」、狙い通りに機能を発揮。
(一匹モンバットが死んでるのは、リセット対策にと2匹リリースしたら喧嘩になってしまったため;;)

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『では、兵員の輸送にうつる。南西側の小部屋を通って最深部の集結ポイントまで輸送します。』

雑魚を貯めるための部屋、標的を一時隔離するための部屋、最深部へ輸送するための安全な通路、
標的出現ポイント至近に設置可能な集結ポイント。

作戦を始めてみれば、なんともまるで「このように攻める」と予め準備してあったかのような構造である。

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『今回は兵士100名以上の動員を行いたい。』

過去に例を見ない大動員である。
パラゴンがあぶり出されるまでに倒さねばならない古代竜の数が予測できないため、相当数の損耗をだしても、パラゴンに対抗しうるだけの兵力をのこしていなければならないためだ。

各指揮官が拠点と兵舎を往復し、次々と兵士が輸送されてくる。

途中、副団長センベイ卿が参陣。
顔色が優れないので尋ねると、領地内の不穏分子に薬を盛られて昏倒、今しがた意識を取り戻して、
頭痛を押しての参戦とのことであった。

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「さすがはセンベイ卿だ」

(決して飲み会があったとか、二日酔いだとかそういった類のことではない。貴族に2日酔いなどあり得ぬことである。)

15往復以上したDD卿を筆頭に、平均10往復以上行い、100名以上が集められた(正確な数は分からないが以後100人隊と呼号する)

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開戦準備は整った。

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『私が誘導しましょう。』

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「相手が足遅いと強気だよな~、マエストロ。」

不調和をいれて、ポイントへ誘導。

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『戦神に生贄の血を捧げよ!総員突撃っ!!』

DD卿の戦鎚が哀れなモンバットを叩き潰す。戦闘開始。

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あふれ出す、あるいは沸き出すという表現がふさわしい、兵士達の濁流が竜を飲み込む。

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接触から最初の竜が倒れ伏すまで、わずかに十数秒。
出遅れた兵が、抜き放った剣を振るまもなく、また鞘に収めねばならぬほどの僅かな時間であった。

ダスタードと異なり、ここではすぐに次の竜が出現し、騎士団に襲い掛かる。

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しかし、すでに集結を終えた状況では、連続出現は兵達の散開を防いでくれるため、
むしろ騎士団側に益する点が多かった。

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2匹目の竜が死での道連れとできたのは僅かに2名であった(1匹目は3名)。

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3匹目に至っては実に、最初の1名を斃しただけで斃れた。

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被害の小ささには、2人がかりでの沈静化の効果も大きいが、これだけ殴られていると沈静は一瞬で解ける。
やはり、なんといっても殲滅速度のなせる技である。

自分たちで仕掛けておきながら、100人隊のみせる予想以上の強さに、なかば呆れつつ眺める騎士たちだった。

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あまりに一方的に蹂躙される同胞たちの姿に耐えかねたのか、早くも金竜が出現した。

「キサマラ・・・ユルサンゾォォォォォッ!!!』
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怒りに燃え、咆哮とともに、兵士達の中央へと踊りこむ黄金の古代竜。

しかし、それは自ら包囲の中へと飛び込む行為であった。殆ど無傷の100人隊の中央へ飛び込んだ金竜は、
初めこそ勢いよく数名をなぎ倒したものの、絶命するまでの1分弱、殆ど、痙攣し悲鳴を上げ続けるだけの存在であった。
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ここに黄金の古代竜パラゴンは斃された。その散り際はむしろ悲壮ですらあった。

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『金竜よ・・・お前は間違いを犯した。』

『貴様に首領としての自覚があったなら、こんなに早くに自らあらわれるべきではなかったのだ。』
『ここにいる全ての同胞を犠牲に差し出してでも、自らは生き残り、最終的に勝利するためにあがくべきだったのだ。』

そう語りかけるマエストロの眼前では、
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指導者を失った古代竜たちが、特攻しては瞬く間に斃される、無残な光景が繰り返されていた。
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金竜の屍の上に寄り添うように倒れ伏す竜たち。さながら殉死の行列のようであった。

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『・・・なぜせめて自らの出撃とともに同胞を撤退させなんだのだ・・・。』

珍しく感傷的なマエストロのもとへ兵士がやってきた。

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「あのう、マエストロ」

『なんだ、作戦中だぞ!配置に戻らんか!!』

実はすでに数人この調子でやってきていたのだが、全て一括して追い返していた。

「いや、でも、その・・・」

『なんなんだ、貴様ら。ほれ、言ってみろ。下らん要件だったら許さ・・・』

「金竜の戦利品、急いで取らなくて良いんですかね?もう、重なりまくっちゃってどれがどれか・・・ですけど」

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『・・・・・・・・ああっ!?
『・・・・・・・・忘れてた・・・・・』

討伐した大物からの戦利品は、取り分けて場内に飾るのが慣例だったのだが、もはやどれがどれだか・・・。
マエストロ、痛恨の戦利品取り忘れ。



と、間抜けなやりとりをしていた頃、前線には変化が起きていた。

中央への出現が続いた後、しばらく沸きが止まった。

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『むう?』

兵士達が散り始めたところで、見計らったように最右翼に1体が出現。
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過半がこれに気づき、突撃するが、一部が左翼にとりのこされることとなった。
この竜はそう多くない犠牲で撃退されたが、敵は次の1手で、手薄になった最左翼を襲撃してきた。

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それまでの無闇な突撃とは異なる、知性を感じさせる打ち手であった。

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『まずいな。アチラにも少しは頭の回るのが残っているのやもしれん。』

崩れたつ左翼。気がついた兵士が順に立ち向かってゆくが、数がそろわないために各個に撃破されてゆく。
最右翼で戦闘していた兵士たちは、左翼の状況に気づかず散開していってしまう。

騎士各員が、竜の誘導と兵力の再集結を図るが、上手くいかないままに多くの犠牲が出た。
この1匹を斃すために、実に20人ほどが犠牲になった。
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そして、狙ったように再度中央にあらわれた最後の1匹によって、100人隊は部隊としての戦力を完全に奪われた。

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『撤退する。凱旋である。』

100人隊は、狭い範囲内での連続戦闘に無類の強力さを見せたが、無敵ならざることもまた同時に判明した。
不連続な戦闘への対応、出現場所による「ゆさぶり」への対応も考えねばなるまい。

城へ戻った騎士たち。戦勝に沸く作戦司令室。

そこで、キカ騎士から、驚きの報告が。なんと金竜から木馬を入手していたのだった。
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しかも、騎士団に寄贈するとのこと。
記念品の入手ミスにショックを受けていたマエストロは、ありがたく厚意に甘える事にしたのだった。

竜の卵制圧作戦、終了。

カルメン救出作戦(その3:結末)

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『強大な悪に対して、仮に一時退く事があったとしても、敗北を認めることは決してあってはならんのだ』

そう宣言して、3たび討伐作戦へ取り掛かるマエストロ。

サキュバスパラゴンをあぶり出し、リスポーンによる「三面六臂の陣」への横槍を回避するため、
集結ポイントの血エレは、あえて一体を倒し、二体目を誘導した。
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(その二体目がいきなりパラゴンだったために、兵士を一人失ってしまう)

インプを誘導し、生き残った兵士を配置、三面六臂の陣の形成準備も整え終えた。
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しかし、・・・そこで手がとまってしまった。

兵士輸送に取り掛かることができない。

砦に戻り、しばし執務机の前で呆然と過ごす・・・・。
疲れからつい、うとうととした。束の間の眠りのなかで、マエストロは夢をみた。
聖アンジェロ砦の由来たる、聖天使があらわあれ、一言告げて去ってゆく夢だった。

跳ね起きたマエストロ。砦内の兵士を集める。

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『敗退の数など問題ではない。果てしなく続く正義と悪の闘いにおいて、敗北とは則ち心の敗北なのだ。』
『今こそ我が騎士団の真の力を示すときだ。』
『我が騎士団が無限の地で得た最大の力とは何か。城か、大型船か。否、人である。』
『私とともに貴様らを率いて闘う騎士たちを招集するのだ。』

直ちに伝令が走り、残念ながら副団長たるセンベイ卿は不在だったが、
2名の騎士がサンタンジェロに参じた。ダイコクドウ卿(以下DD卿)とベトリックス騎士(以下ベア騎士)である。

※騎士団プレイではRP上、ロードおよびレディを卿、それ以外のPCを騎士(または殿)と呼称します。他意なし。
※我が騎士団は、一緒に戦って下さる騎士を募集しております。
(スキルは原則不問。名声も不問ですが上記のごとく若干待遇に変化があります。)
(カルマが低すぎると、兵士達に襲われますので、同行をご遠慮頂く場合がございます。)
(住み込み可:サンタンジェロに適当に住み着いていただいて結構です。)
(お問い合わせは、直接お声かけいただくか、kishidanチャットにて。)
※我が騎士団は、コメントで応援してくださる騎士も募集しております。
(スキル不問、名声・カルマ不問、性別不問。更新頻度が若干向上する、かもしれません。)


DD卿と騎士Bを加えた3人で、兵を募り三度ブラッドへ。
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集結ポイントでは、またも予期せぬ出来事が起こっていた。ただし、今回もたらされたのは吉報だった。

マエストロ、集結ポイントに人影が、・・・あ!あれは、センベイ卿であります。兵を率いておられます。
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伝言を聞いて、急遽駆け付けたセンベイ卿の参陣に、いよいよ意気揚がる騎士団。開戦準備は急ピッチで進んだ。

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約40名の兵士が集められ、三面六臂の陣を組んで待機した。
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開戦直前にトラブルから陣形に乱れが生じたが、マエストロはそのまま火蓋を切ると即断した。
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確信があった。

DD卿が先陣を切りサキュバスパラゴンを誘導する。
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連勝におごるサキュバスパラゴンは、誘い出された事をしってもなお余裕があった。

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「コリナイコタチネ・・・ウフフ」

しかし、間断なく振り下ろされる数十本の刃の威力は、想像を超えていた。
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「・・・ングッ・・・チョ・・・」

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「・・・マッテ・・・ガハッ・・・」

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『あふん♪』

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「オ・・・オオ・・・オマエラ・・・」

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「・・・・オオスギ・・・・」

8人目までは調子よく倒したサキュパラだったが、そこからマエストロとセンベイ卿の沈静が良く入った事もあり、
一気に劣勢へ傾いた。
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そして開戦から約1分50秒後、その場の男達に「理想の異性」として映っていた黄金の肢体は、
無残な無数の肉片へと変貌し果てた。倒された兵士は10名であった。

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『見たか、我らが力を。死ぬ直前まで死体漁りとは浅ましいヤツよ。お布施回収の手伝いでもしたつもりか。』

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「・・・わ、わたくし・・・?ここは、いったい?」

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『カルメン、お前は今まで悪魔に心を支配されておったのだ。』
『しかし、騎士達・兵士達の活躍により淫魔の首領は打ち倒され、お前は解放されたのだ。』

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「よかったね、カルメンちゃん」
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「心配したぜ、カルメンちゃーん」

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「私・・・・私・・・・」

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『うむ。怖かったであろう。さぁ、城に戻って休むがよい。』

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「私・・・・・・不満ですわ!!」

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「え!?」

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「不満、不満、不満ですわ!!サキュパラ対40人の死闘を見逃すなんて!不満です!」

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『お・・・おい・・・カルメン・・・さん?』

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「続行してください!!続行!!何でもいいから強いの引っ張ってきてください!!」

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「・・・・コイツ、素だったんじゃねぇか」

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「何しに来たんだ俺ら・・・」


まさかの、カルメンからの続行要求に尻を叩かれ、再布陣の間もなく、弾けるように陣を飛び出すマエストロ。

向かった先は、

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先ほど沸きが確認されていた。血エレパラゴン。増員なし再布陣なしの拠点へ誘導する。

「マエストロ、ザコは私にお任せ下さい!!」
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自発的にザコを引き受けてくれた兵士の勇戦もあって、スムーズな誘導。

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連戦に戸惑いつつも、果敢に戦いを挑む兵士達。眼を輝かせるカルメン・・・。

「サキュパラ、回収しました?」

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『ああ、してないかも』

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センベイ卿の指摘で、あわてて、サキュパラの所持品回収などをしているあいだに、

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コロリと討伐完了。

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『お前もか、死にかけのくせに、兵士の遺体からルートなどしておる場合か!マジメに戦わんか!』

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敢闘した兵士にその場で褒美を与えるセンベイ卿、封建領主の鑑ですな。

(ここで、ベア騎士が領地への帰還を表明。見送るマエストロ、センベイ卿、DD卿。)

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『さ・・・さて。大戦果だな。城へ凱旋するぞ!』

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「おおー」

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「マダダ・・・マダタリナイ・・・アレダ・・・アレヲヨビダセ・・・イルダロコノダンジョンニ!!」

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『・・・・・・・・・』
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「・・・・・・・・・」


「アレ」を呼び出すべく、戦いを続行させられる三卿と兵士たち。
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いよいよもって「狩りの対象」と成り下がった観のある黒デーモンたち。
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そして、ついに、ブラッドダンジョン最強の、黒デーモンパラゴンが姿を現し、騎士団に最後の戦いを挑む。
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一旦、距離を置いて再度布陣を行う。
事情により拠点を変更したが、基本はこれまでと同じである。平均5往復、約30人を招集した。

三面六臂の陣では、兵士の「数」を勇戦するため、基本的に素手でなければ分け隔てなく兵士を雇用するが、
今回は例えば、こんな猛者も現れた。肉きり包丁で黒閣下パラゴンに切りかかる。
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完成した「三面六臂の陣」
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画面左上のひとマスに30人弱が密集している。一体化して「三十面六十臂」の戦士となるのである。
左下の6人は万一誘導が失敗した場合に、ターゲットが奥に行き過ぎることを避けるための防壁の役目を果たす。

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3名の指揮官が配置につく、
センベイ卿:標的の誘導(最も危険と名誉ある重責である)
DD卿:トリガーモンスターの殺害(これをきっかけに兵士達が開放され敵に向かう)
マエストロ:総司令(要するに何もしない。インビジしてみてる人。一応トリガー担当に指示。)

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『状況開始』

センベイ卿の誘導、DD卿のトリガーともにスムーズで、ようやく、万全の形での迎撃開始に成功。
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初っ端の魔法連打で1名が死亡。

センベイ卿の指揮のもと、突撃する兵士達。叫び声が情けない内容なのは残念ながら仕様。
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「カッカヲ オマモリセヨ!」

使い魔達が主人の危機を救うべく、割って入ろうとするが、
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DD卿と配下の兵士たちによって、たやすく撃退され、再度孤立する魂狩り(パラゴン)。

強力無比な「三面六臂の陣」だが、ここでまたひとつの弱点を露呈することとなった。
兵士達が通行障害とならない状態のため、敵をその場に足止めする力は低い。

敗北をさとり、せめて指揮官を一人でも道連れにしようとする魂狩り(パラゴン)の突撃を抑えられず、
センベイ卿が重症を負ってしまったのである。
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凶行は兵士達の怒りを爆発させ、センベイ卿が治療をうけて意識を取り戻した頃には・・・
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入れ替わりに、金色の悪魔の死体が、冷たいダンジョンの床に横たわっていた。
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死亡8名、負傷1名、約2分弱での討伐であった。

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『・・・カ、カルメンは?』

戦果より、秘書の機嫌が気になるマエストロ。

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「えっと、・・・満足したみたいで、ルンルンで帰っちゃいました。」

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『そ・・・そうか。』

『・・・あ・・・み、みたか薄汚い悪魔めが!!』
『・・・ってお前もルートしながら死亡かいっ!いい加減にせんか!!』

救出作戦として始まり、終わってみればブラッド・ダンジョン全制覇となる、長い戦いの一日であった。

カルメン救出作戦(その2:ブラッドへ)

デシートダンジョンでの過酷な訓練を経て、数日ぶりに地上へ戻った一行のもとへ、
サンタンジェロから急報が届いた。

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「マエストロ、カルメンちゃ・・・カルメンが拘束していた部屋から姿を消したとの報告です。」
「翅の生えた悪魔とともに何処かへと飛び去ったとか。」

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『・・・ともかく我々はブラッドへ向かう。現地で何か分かるかもしれん。』


イルシェナー霊性エリア、ブラッドダンジョン。
最深部にサキュバスが現れるとの情報に基き、奥へと進む。
途中、ブラッド・エレメンタルやデーモンの襲撃があったが、軽く一蹴して最深部へ。

「マエストロ、猫です。恐ろしい姿をした大型の猫がいます。」

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『ふん、ヘルキャット・プレデターか、サキュバスめ、おもしろいペットを飼っておるな。』
『エサのにおいをちらつかせて誘い出せ。邪魔されてもかなわんからな。』

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サキュバスは美しい女性の姿をしているようだった。
「ようだった」というのは、見るものそれぞれに「理想の異性」として自らを見せることが出来るためだ。

『サキュバスか、夢魔・淫魔とも言われるそれらは、一般に睡眠中の男性を誘惑して夢の中で性交し、』
『精を奪うといわれている。この世界では起きている相手にも干渉できるようだな。』

「マエストロ、いました!溶岩の手前です。」

「ウフフフフ・・・ワザワザ、スワレニキテクレタノネ。オイシソウナオトコタチ♪」

『向こうも我々に気がついたようだぞ!抜刀!盾構え!・・・突撃っ!』

「・・・ムダヨ。オイシクスッテアゲル・・・」

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「・・・?・・・・ナゼダ?・・・ナゼスエナイ!!」

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『バカめ!我らは、かの聖ヨハネの名を戴く聖騎士団であるぞ。私の鍛え上げた兵どもに貴様の汚れた技など通用せんわ!』

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兵士達は、サキュバスのライフドレインを全く意に介さなかった。
サキュバスがいかに媚態を示そうとも、むしろそうすればするほど、不快な表情になって斬りつけてくるのだった。

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「だめだー、何見てもミイラやゾンビにしか見えねぇ」
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「俺も、・・・ピクリとも来ないぜ。・・・大丈夫なのか俺?」

精神を、鍛えられたのか破壊されたのか分からない状態の兵士達が、確実にサキュバスを葬っていく中、

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『ふはははは、恐れ入ったかこの下級悪魔めが。』
『この世界では結構強い設定らしいが、所詮きさまらなど「不義の言い訳に便利」キャラに過ぎ・・・』

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『・・・・お、おおう。』

1人きっちり精を吸われる、ジャン・ドゥ・ラ・バレッテ御歳70歳であった。

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「おいおい、大丈夫かよマエストロ。」
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「ある意味、一層の尊敬に値するぜ。・・・マエストロー、さがって、さがって下さい!」

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『・・・あ、うん。悪いね。』
『さぁ、淫魔よ。大人しくカルメンを解放しろ!どうせここにつれて来ておるのだろう。抵抗しても無駄だ。』

十数体目のサキュバスが倒れされた。
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『強情なやつらだ。こうなれば口を割るやつがでるまでじっくりと♪・・・ぬ!?』

ここまで1人の犠牲も出ておらず、楽勝ムードが漂いだしたその時、異変が起こった。
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新たに出現したサキュバスは、それまでのものとは異なり、全身が金色に輝いていたのである。

『こやつこそ首魁に相違ない!全員、掛かれ!』

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「ぐあっ」

最初の兵士が一瞬で絶命した。不調和が入らない。

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二人目、三人目、次々と倒される兵士たち。

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『これは一体どうしたことだ!個体差のレベルを超えているぞ!』

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「キサマラナド、ユメヲミセルマデモナイ・・・ヒキサイテ、チョクセツスッテ、ア、ゲ、ル♪」

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「マエストロ!これはパラゴンです!この兵力では無理です!一旦退いて下さい!!」

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辛くも離脱したマエストロと近衛の前に、またしても強敵が。ブラッドエレメンタルパラゴンである。

近衛一名を犠牲にしつつ、どうにかこれも、まく事ができた。先程まで血バラがいたエリアに戻ったマエストロは、その場で反撃の策を講じた。

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『この地点で迎撃だ。「三面六臂の陣」をしく。』

強敵揃いのブラッドダンジョンだが、入口付近にはインプも沸く。これを利用して陣を構成することに決めたマエストロ。
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イルシェナーとブリタニアを往復して兵力を蓄える。この遠さは一般シャードでも同じだが、やはり疲れる。

10往復20名を集めて戻ったマエストロは既に疲労の色を隠せない状態だった。

凶事はしばしば耳からおとなう。

陣形を形成中の拠点から、戦闘音が響いていた。

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『何事か!?』

急ぎ駆け付けた一行が目撃したのは、三面六臂の陣を形成中の兵たちを、背後から襲う、ブラッドエレメンタルの姿だった。
※誘導・隔離してあった個体がサーバ側でリセットされ、集結ポイントにリスポーンしてしまった。

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三面六臂の陣は、解放後にこそ威力を発揮する陣形で、形成途中の横槍には極めて弱いという弱点を持っていた。

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即座に動きを止めて排除に掛かるが、既に数名の犠牲が出ていた。

『・・・・・作戦を続行する』

この時点で、撤退すべきだった。

そもそも不足していると思われる兵力に加えて、焦りからか、誘導のミス、陣形開放のミス、要所でのミスが重なった。
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大半の兵士が無為に倒され、残りの数名は、傷ついたマエストロの撤退時間を稼ぐために散った。
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サキュバスパラゴンに対し、騎士団は2度に渡り敗北を喫したのである。

カルメン救出作戦(その1:序)

(ヤマンドン討伐と巨竜討伐作戦開始の間にあたるある日)

ジェローム闘技場にて、首をかしげるマエストロ。

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『・・・最近やたらと兵士の質が落ちている気がするな・・・どういうわけだ。』

常に数十名が集まるこの場所にあって、精兵はほとんどみあたらず、変に個性的
な防具の者が増え、より深刻なことに「武器なし」が増えているように感じられた。

『・・・調査の必要があるな・・・』

(古代竜討伐の翌日)

ブリタニア某所に、兵士達の一団が集合していた。このところ密かに・かつ頻繁
に起こっているこの集合は、戦闘のための召集に応じたものではなかった。

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「おー、お前も来てたのか」

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「おう、俺は今回初めてだ。いやー、楽しみ楽しみ。なんて言ったっけな、「合コン」?」

「俺なんかもう3回目だぜ。金がもたねぇからそろそろコイツを質入れかな(笑)」

といって、その兵士が指差したのは愛用のブロードソードだった。

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「みなさんお待たせしました。ではさっそく会場のお店にご案内しますわ♪」

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「はーーい♪」

カルメンの出すゲートに飛び込み、移動する兵士達。

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「おー、りっぱな入り口だねー」

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「ステキでしょ♪さ、この部屋が会場ですわ」
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「おー、個室じゃん。雰囲気あるねー」

はしゃぐ兵士たちの顔は完全に緩みきっていた。

「じゃ、俺ちょっとトイレ。大事な戦いの最中に催しては大変だからな♪」

しかし、彼の退出は部屋の出入り口にならんだ2人の兵士によって妨げられた。
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「おい、なんだよ。通せよ。」

無言で遮る2人。強引に通ろうにも完全に遮られていてかなわない。

「ちょ、ちょっとー。カルメンちゃーん。こいつらになんとか言ってやってよー。」

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「・・・はぁ、開いた口がふさがらんとはこのことだな。」

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「・・・え?・・・カルメンちゃん?・・・あれ、よくみたらヒゲが・・・」

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『・・・っこの痴れ者どもが!!!ちゃんと目を開かんか!!!』

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「わっ・・・マエストロ!」

我に返った兵士達が店内を見渡すと、暗い室内には死臭がたちこめ、店員だと
思っていたものたちは皆、スケルトンやゾンビであった。

「あれ?・・・ここ、デシートじゃないのか?」

『そうだ。今頃気付いたのか、この馬鹿者めが。お前らは「魅了」されておったのだ。』
『・・・悪魔に支配されたカルメンにな・・・』

古代竜討伐の後、暴走したカルメンを取り押さえたマエストロは直ちに祓魔の儀
式を行ったが、彼女に憑いた悪魔は強力で、容易に祓えなかった。

調査の結果、カルメンを操っている悪魔がサキュバスであることが判明、
その支配から彼女を解放するには、何処かに潜伏する本体を叩かねばならないということも、
あわせて分かった。騎士団にはまだサキュバス討伐の実績はない。

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『カルメンは現在城内に拘束中だ。これよりサキュバスの居所を探り、判明次第討伐に赴く』

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「はっ、では早速出立なさいますか?」

『現在、居所の調査中だと言っただろう。それに・・・だ。』
『サキュバスは「ライフドレイン」という周囲のものから精気を吸い取る技を使う。』
『当然これは知っているだろうが、奴等は主に男を標的とし、淫らな夢を操り精気を奪うのだ。』

『・・・貴様らのような腑抜けでは、精気を吸われに赴いてやるようなものだ!!
『よって、これより調査終了までの間、貴様らを徹底的に鍛えなおす。』

出入り口を塞ぐ2人の兵士に視線を向けるマエストロ。
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『彼らは私の近衛だ。与えた指示はひとつ「別命あるまで誰も部屋から出すな」だ。』
『貴様らをここに監禁する。室内にはマミーが多数出現するが、私は一切支援しない。』
『調査終了までずっとだ。少なくとも数日に及ぶだろう。』

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「数日!それでは持ちこたえられずに死んでしまいます!」

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『死ぬものは死ね。我が騎士団に府抜けた兵士など必要ない。』
『生き残って討伐に加わるか、ここで死ぬか、二つに一つだ。ほれ沸いたぞ。』
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「・・・くっ」

<戦術紹介:督戦隊>
※「お小遣い配布」を受けていない兵士(この場合は近衛の2名)は、他の兵士やモンスターにとっても
通行障害となるので、出口を塞ぐようにこれらを配置すると、内部で解雇された兵士達は
外へでられなくなり、以後、PCが付近にいる限り、何も操作しなくても、沸き続けるモンスターと
延々戦いを繰り広げ続けます。遊び方として有りなのかどうか。グレーな部分がないでもないですが。
「NPCから搾取」というプレイスタイルとしては重要な戦術。かもしれない。
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いやおうなく戦闘に突入する兵士達。出口を封鎖され、指示も支援もないままの消耗戦が始まった。
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全く支援のない状態では、兵士はマミーの打撃3-4回で死亡する。室内の兵士全員で協力し、
短時間での撃破を繰り返すことでギリギリ死亡者を出さずに戦闘を継続できる状態である。
もちろん油断や不運から数人が倒れれば、一気に崩壊へと向かうこともありうる。
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兵士達はひたすら戦い続けた。自らと仲間の命を守る為に。

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数日後、鞄に2つ目のAFが沸いたのを機に、調査終了の報をうけて、監禁状態は解かれた。

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(・・・また剣か・・・まぁ、基本放置してただけだし良いか)
『うむ。少しはマシな顔になったな。それでは、これよりブラッド・ダンジョンに赴く』

騎士団vs古代竜

卑怯の名を持つダンジョン、デスタード。

入口から地下3階へと向かう道すがら、マエストロは繰り返した。

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『遠い。そして多い。』

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一般シャードならば、マーク&ゲートで、直接目的地だが、無限ではそうは行かない。

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『これは、下手をすると輸送段階で死に、いや、気絶させられかねんな。』

古代竜討伐を、高らかに宣言してはみたものの、早速ちょっと嫌になってきたマエストロ。

しかし、地下3階にたどり着いた直後、そんな気持ちは消えていた。

(これは良いぞ。)

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作戦実施に絶好のポイントが、いきなり見つかったのだった。
鍾乳石の壁と火口が移動を妨げる良好な集結ポイント、しかも視線は通るので、
ワイバーンを倒して陣形を開放するトリガー部隊への命令も非常にしやすい。

動員を開始。

(とは言え、こりゃ10回が限度だな。)

精神的な問題に加えて、時間の問題(中の人のリアル事情)もあった。

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きっかり10往復。20名の精鋭が拠点に集結した。もちろん「三面六臂の陣」をしいた超密集隊形である。

「マエストロ、お疲れ様っす!」

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『ふう、ふう、疲れた。・・・なんか、活動の趣旨が違って来た気がするぞ。』
『なんでお前らだけ「現地集合」なんだ。・・・ふう。』
『・・・しかも、現地で小遣いまで配らねばならんとは・・・ほれ最後の二人、受け取れ。』

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「マエストロ、あざーっす!」
「よーっし!元気っモリモリっ!〇る〇る~、ドッカーン!」

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『なんだ、その朝の子供番組みたいな元気は。しかも古いぞ。』
『ええい。状況開始!全員密集隊形のまま待機!』

古代竜の誘導に向かうマエストロ。見送る兵士達の眼に、意外にも、気遣いの色。

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「マエストロ、なんか元気なくないか?」
「さすがにお疲れなのかな。それにしても・・・」

兵士に疲労を悟られるようでは指揮官失格だが、もはやはっきりと不調を感じざるを得ない状態だった。
眼前の状況に精神を集中することができない。

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無駄なダメージを受けつつも、どうにか古代竜を誘導。キツイながらもかなり良い位置取りだ。

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『解き放て!!』

トリガー部隊がワイバーンを背後から襲い、戦勝祈願の生贄とした。戦闘開始。

「ぐあああああっ」

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古代竜の噴く猛炎を浴びて、最初の犠牲者が、一歩も踏み出す事のできぬまま、崩れ落ちる。
続いて2人目が巨大な爪と牙で引き裂かれたが、兵達もこのときには包囲を完成していた。

敢闘する兵達と対照的に精彩を欠くマエストロ。
本来なら、標的を誘導後、壁の向こうへテレポートし直接攻撃を回避した上で指揮を執るはずが、
何故かその場で棒立ちになっていたのだ。この好機を敵は見逃さなかった。

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「マエストロ!」

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『・・・はっ、しまった!』

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至近距離からの打撃と魔法の連打を浴び、身体と意識をもろともに吹き飛ばされたマエストロ。

(はやく立ち上がらねば。指揮を・・・指揮を執らねば・・・)

ようやく意識を回復したマエストロが、眼にしたものは・・・

予想に反して、壁際に追い込まれ絶命寸前の竜の姿だった。
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「このボケが!マエストロに何さらすんじゃ!!」
「2度と近づかせるな!!押せ!押せ!!」

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寄せ続ける攻勢の波に圧され、押しつぶされるようにして古代竜は斃れた。
竜が道づれと出来た兵の数は、わずかに5名であった。


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「まぁ、マエストロに気を取られてたってのもあるんでしょうけどね」
「陽動にしては無茶がすぎますよ。もっとお命を大切になさって下さいよ。」

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『・・・ふん。司令官の仕事は戦闘開始前に殆ど終わっておるのだ。お前達だけでも勝てて当然よ。』

古代竜の強烈な往復ビンタ(?)で、さすがに目の覚めたマエストロ。
ワイバーンを次々に誘導して兵士の拡散を出来るだけ抑えつつ、2匹目の出現に備える。

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そして今度は、マエストロ自身も傷を負うことなく討伐に成功。

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20名を動員して、2体の古代竜を討伐。最終的に6名の兵士が生き残った。

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『よし!お前達。ジャンケンしろ。』

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「ボーナスの優先権勝負ですか?」

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『いや、「リログ召還」優先権争奪戦だ。』

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「は・・・?ええ!?」

『当選枠は2名。残りは現地解散の上、徒歩で帰還せよ!!』

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「えええー!?ムリムリ、無理っすよー」

『やかましい!文句があるなら全員置いていくぞ!』

・・・ダンジョンの最深部に、兵達の声がこだまする。

「さーいしょーはグー!じゃーんけーんポーン!」


(帰還後の城内にて)

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『しかし、身体が重い。なんというか、精気が漏れているような・・・ぬうう』

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「・・・マエストロ」

『おお、カルメンか。』

「前回の30人でも足りなかったのに・・・不満です。」

「うう、足りない足りない足りない足りない足りナイタリナイタりなイィナィィィイイ」

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「・・・モット、モットコロセ、モットスワセロ」

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(・・・!・・・こやつまさか?)

<続く>

攻めの巨竜討伐へ(後編)

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「無謀です、マエストロ。あんなに敵の密集した場所で。」

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『大丈夫だ。ぶざまな敗走の間、私がただ傷を癒していたとでも思うのか?次は必ず倒す。』
『それも、テンプル内部でだ。』

出撃したマエストロは、テンプル外壁の外へと向かった。。

『先ずは会場整理だ。』

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壁の向こうに2人の女性戦士(陽動部隊)を配置。
壁越しに響く嬌声に誘われて、テンプル内の悪魔や竜たちは、次々に壁際に集まってきた。

やがて無人となった神殿内に、マエストロと兵士達が姿を現した。
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『うむ、順調だな。まぁ、ここまでは既にセンベイ卿との訓練で実施済みだから当然だな。』

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「ここを拠点に戦おうと?」

『そうだ。』

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「しかし、広い室内に分散しては、また各個に撃破されてしまうのでは?」
「ドアを開けて外に出てしまうものもあるでしょうし・・・」

『そこは私に考えがある。黙って指示にしたがうのだ。』

神殿内部に、精鋭から雑兵まで入り混じった討伐部隊が集められた。
マエストロ自らも2名の近衛部隊を率いたが、なぜか彼らだけが神殿の外部に配置されていた。

『全員配置についたな。よし、状況開始。』

マエストロに誘導され、神殿の扉をくぐった時、巨竜は人間達があまりに寡兵であることに驚いた。
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わずかに3~4名ほどの兵士の姿しか認められない。
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「・・・オロカナ・・・」

巨竜の目に侮色が浮かぶ。が、すぐにそれが見誤りであることに気が付いた。

初め数名の兵士と映ったものは、わずか3~4マスの範囲にびっしりと整列し、
密集隊形をとった兵士達30名の姿だったのだ。

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『解き放て!』

神殿内に開かれたゲートを潜り、壁の向こうに現れたマエストロの口から命令が下される。
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指令を受けた近衛の兵士達が振り下ろした剣の先には・・・両断された蛇の屍骸。

蛇の死を合図に神殿内では、兵士達が、叫び声とともに、雪崩をうって巨竜に殺到してゆく。

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『ぬう。敵までの距離が遠いか。』

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誘導に不手際があり、兵士達の集結ポイントから巨竜まで10マス以上はなれた状態での戦闘開始と
なってしまった。2人目までが無為に斃れる。

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しかし、4人目の兵士を殺した時点では、巨竜はすでに苦痛を意識せざるを得ない状態にあった。
すでに10数人の兵士に囲まれ、しかも密集した全員の武器が同時に降り注いでいた。

「・・・オノレ・・・・」

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兵士一人を殺す事は巨竜にとって実にたやすかった。虫を一匹潰すようなものだ。
しかしながら、足元を駆け回っては斬りつける彼らを捕捉し、倒すには、
どう急いでも数秒から十数秒を要した。自慢の炎も多数を同時に焼く事は出来なかった。

まとわり付く小虫を一匹一匹潰している間に、虫たちに負わされる小さな傷が無数に重なり合い、
その傷は鱗をやぶり、皮膚と肉を裂き、骨に達するに至った。

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崩れ始めた脚で巨竜はマエストロをめがけて歩き出した。
指揮官を潰す事でこの状況から抜け出すきっかけを掴もうとしたのかもしれない。
しかし、それは結果として兵士達に自由な追撃の時間を多く与えてやったに過ぎなかった。

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「マエストロのところまで行かせるな!切り刻め!振ればあたるぞ!息がとまるまで振り続けろ!」

「・・・オノレ・・・オノレ・・・キサマラナドニ・・・」

巨竜が魔法で一瞬姿を消した後、飛行による逃亡へとうつる。ついに矜持を保ってもいられなくなったのだ。
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『見苦しいぞ巨竜よ。大人しく我が騎士団史の栄光の一片となるが良い。』

不可視化は暫くの間兵士達を混乱させたが、それだけのことだった。

最終的に10名ほどの兵士を道連れにして、巨竜は斃れた。
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兵士達が快哉を叫ぶ。

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『油断するな。すぐに次が来るぞ。最低2匹討伐せねばならん。備えよ!』

わずかに数秒後、2匹目が至近距離に出現した。
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普通、大物が至近に沸く事はプレイヤーにとっての災いだが、この場合は巨竜に災いした。
移動と包囲のための無駄な兵の犠牲を払うことなく、短時間で全員が攻撃にうつれる結果を招いたからだ。
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先ほどより兵力が3割以上ダウンしていたにも関わらず、
より少ない時間・より少ない犠牲で2匹目も斃された。

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さらに出現した3匹目を倒す寸前までいったが、惜しくもそこで限界に達した。

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『作戦は成功だ。撤収する。』

(サンタンジェロ砦内部)

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「作戦成功おめでとうございます。マエストロ」

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『うむ』

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「でも・・・ちょっと残念でしたわ。攻勢での巨竜討伐となれば、2匹で100人は逝けると期待してましたのに。」
「じわり、じわりと・・・ガバーっと逝けそうでイケない感じ?お意地が悪いですわマエストロ。」
「あの、密集隊形。どうなっていますの?」

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(こいつホンマに頭は大丈夫か?・・・と若干ひきつつ)
『あれは「陽動」と「おこずかい配布」を応用したものだ。』

『「陽動」を逆用して、兵士達に壁越しの蛇をタゲらせて分散をふせぎ、さらに、』
『移動後解雇前に「おこずかい配布」を行う事で、兵士達が互いに密着する事を可能にする。』
『これで理屈上は、何人でも兵士を一点に密集させられるし、攻撃時も全員がターゲットに密着可能だ』
『そして、標的を誘導後、密集隊形の維持に利用していた敵を排除し、兵達を新たな標的へと向かわせる。』


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「つまり「女だらけの巨竜討伐」でやったことが砦外で可能になるわけですわね。」

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『そうだ。動員数が防御力だけでなく攻撃力をも増大させる。大物討伐の切り札になりうると考えている。』

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「重なり合った兵士達が、まるで東洋の闘神のようでしたわ。ひとつの身体に数多の顔と腕・・・」

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『たしかに。ではこの陣形をその闘神にちなんで「三面六臂の陣」と名づけることとしよう』

『兵士達よ。しばしの休息の後、作戦を続行する。標的はデスタード最深部に巣食う「古代竜」だ』
『ヤツこそは、ダンジョン内で討ち果たし、かの「卑怯の迷宮」を制圧せねばならん。では一時解散。』

新たな戦術を編み出し、巨竜を葬ったマエストロ。
果たして「三面六臂の陣」は大物討伐の切り札となるのか。次回、古代竜討伐編へ。
プロフィール

グラン・マエストロ

Author:グラン・マエストロ
UO(ウルティマ・オンライン)で、騎士団長ロールプレイで遊んでいます。キャラ名はla Vallette。NPC傭兵をこよなく愛し、愛するが故に酷使し・死なせ・搾取する。PCに対しては普通の人(多分)。

直接ダメージ源をNPC兵士に限定して、PCはそのサポートのみを行う。ざっくりそんな縛りで、いったいどこまで戦えるのかに挑戦しています。

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